私の夢

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明けましておめでとうございます。


今年は実家で、母と妹と一緒に近くの神社で年越しをしました。

新年を迎える夜の空は、美しい月と星が輝いていて、神社へと歩きながら年の終わりに向かっていろんな想いが自分から溢れてきました。

2012年は、あることがきっかけで自分に大きな変化があり、そのことによって何が自分にとって一番大事なのか、時間をかけてとことん考えることになりました。

そして、最後の最後にそれが一体何なのか、どういうことなのかを確信することができたように思います。



これまでの人生を振り返ってみた時、自分が突き動かされるように、損得考えず直感に従ってやってしまっていたことの延長上にだけ、自分を大きく変えたり新しい可能性をもたらしてくれたものがありました。そして、自分の心に素直に従って突っ走っている時、自分は間違いなく最高に幸せだったということに気付きました。


年末に、改めてステーブ・ジョブスのスピーチを見ました。3つの話の大事なポイントを書き出します。


点と点がつながる話

「先を読んで点と点をつなぐことはできません。後からふり返って初めてできるわけです。したがってあなた方は、点と点が将来どこかでつながると信じなければなりません。自分の勇気、運命、人生、カルマ、何でもいいから、信じなくてはなりません。点がやがてつながると信じることで、たとえそれが皆の通る道からはずれても、自分の心に従う自信が生まれます。これが大きなちがいをもたらしてくれるのです。」


愛と敗北の話

「時として人生には、レンガで頭を殴られるようなひどいことも起きます。しかし信念を投げ出してはいけません。私が続けられた理由はただ1つ、自分のやっている仕事が好きだったということです。そしてこれは皆さんの仕事や恋愛においても同じです。皆さんも、仕事が人生の大きな部分を占めていくでしょうが、真に満足するために必要なのはただ1つ、皆さんが素晴しいと信じる仕事に取り組むことです。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら、皆さんがやっている仕事を愛さなければなりません。もしまだそれを見つけていないのであれば、探し続けてください。ひとつの場所に固まっていてはいけません。心というのはよくしたもので、見つければそれとわかるものです。そして素晴らしい恋愛と同様に、年を重ねるごとによくなっていきます。ですから、探し続けてください。ひとつの場所に固まっていてはいけません。」


死の話

「あなた方の時間は限られています。他の誰かの人生を生きて無駄にしてはいけません。ドグマにとらわれてはいけません。それは他の人たちの思考の結果とともに生きることだからです。他人の意見の雑音によって自分の内なる声が掻き消されてしまわないようにしてください。そして最も重要なことですが、あなたの心や直感に従う勇気をもってください。心や直感は、あなたが本当は何になりたいのかすでに知っています。他のことは全て二の次です。」


以前このスピーチを見た時、私にはやりたいことが見つかっているのに、なぜか違和感がありました。そして、それは自分の中の大事な点や愛する対象を仕事の延長上にだけ見ていたからだと分かりました。自分にとって仕事と同等に大事なことが欠けていたのです。



私には夢があります。

それは、大好きな人と一緒に、二人でしか達成できないような、想像を超える未来に挑戦する人生を送ることです。



もちろん、二人で一緒に同じことをしなくてもいいし、いつも一緒にいれなくてもいい。

好きで好きで仕方ない人と、好きで好きで仕方ない仕事をやりながら、一緒に年を重ねていきたい。


愛する仕事とパートナーを見つけることはすごく難しいことかもしれませんが、幸せなことに愛する仕事は見つかりました。きっと、同じような夢を持つ男性も世界のどこかに必ずいると思います。年を重ねるごとに良くなっていく仕事や関係を作れるという人生ほど素晴らしいものはないと思います。嬉しいことも辛いことも、何があっても一緒に乗り越えていきたい。自分のために生きることが大事な人のために生きることになるという人生を送りたい。


2013年の抱負の前に、誰になんと言われようと、自分がこれからどう生きるかここに宣言したいと思います。